コロナ禍となり1年半…。久しぶりに家電量販店でメーカーイベントが実施されることになりました。万全な衛生管理が求められる中、イベント内で使用するくじもまたその対象でした。お客様が触れるものは都度消毒しなければならない。非接触で実施できるくじはないものか…そんなご要望にデジタルくじをご提案した事例です。
CONTENTS
1.消毒不要の非接触くじ
モニターに高速で映り出されるくじを携帯電話で撮影して、映った写真でくじの中身が確認できる、というデジタルおみくじ。お客様はお手持ちの携帯電話で撮影するだけなので、消毒などの衛生対策が必要ありません。スタッフの手間を軽減できるのは言うまでもありませんが、お客様自身も「また消毒・・・」という面倒な気持ちにならなくていいので、参加率にも良い影響があったのではないか、と言う現場も声もいただきました。
2.販売店のオリジナルデザイン
もう一つ現場の声で多かったのが、家電量販店のオリジナルデザインにできたことで、お店側から喜んでいただけたという声です。今回のイベントの主催者、つまり我々のクライアントは家電メーカー様で、実施場所は家電量販店、つまりクライアントの得意先ということになります。メーカー様の先に販売店がある場合、しばしば販売店に考慮した施策が求められますが、今回もそういったイベントでした。その中で、くじがオリジナルのデザインになっていることで、お客様に対して販売店の印象付けができることから、店長をはじめとする販売店サイドから高評価いただけたそうです。
3.大型モニターがイベントブースをにぎやかす!
デジタルおみくじで必要なハードはモニターだけなのですが、今回家電量販店ではイベント用の可動式自立モニターが使用されました。お店によってばらつきもありますが大体40~50インチ程度のモニターです。イベントブースは長机を用意して様々な装飾をするのですが、その場の賑やかしにくじが映し出されたモニターが一役買っていたのです。高速くじの映像なので内容は分からないのですが、それがまた「何やってるんだろう?」と興味を引きますし、映像というだけで不思議とイベント感がUPするんです。”非接触”なんて言わなくて済む世界がやってきても、このデジタルおみくじの存在価値は残るな、と現場を見て感じました。